加工食品とは何か
加工食品とは、色々な食品に何か加工を施したもののことをいいます。
イメージとしては冷凍食品とかレトルト食品、あとは缶詰などを頭に浮かべる人もいるでしょう。
しかし実はそれだけでなく、肉加工品とか調味料、そして菓子類も実は加工食品に含まれています。
つまり、私たちの身の回りには様々な加工食品があり、実際にそれを利用して食べていることも少なくありません。
加工食品を利用するメリット
加工食品はすでに加工されている状態なので、調理の時間がない時でも簡単に食事の用意をすることができます。
また、保存性が高いので、自分で作った食事よりももっと長期保存を可能にします。
また色々な料理がすでに用意されているので、上手に活用すれば食生活を豊かにすることも決して不可能ではありません。
加工食品を利用するデメリット
加工食品は非常に便利なものですが、もちろん利用することによってデメリットも出てきます。
例えば味が濃いことが多い、脂質の過剰摂取につながりやすいなどです。
また糖質を取り過ぎてしまったり、塩分過多になってしまうことも珍しくありません。
だから、適量食べるだけであれば問題はありませんが、食べ過ぎてしまうと太ったりするだけでなく、体調にも変化が出てくることもあるので注意しましょう。
食の安全性と加工食品
加工食品について考える場合、どうしても避けて通ることができない内容の1つが安全性です。
日本国内で作られているものの場合、衛生管理が徹底された工場で作られるので、衛生面での不安というのを感じる必要はまずありません。
しかし保存性とかを増すために入れている食品添加物に対しても、やはり不安を抱いてしまう人もいます。
中には食品添加物は全て危険だという人もおり、その結果加工食品は全て危険だという意見も出ています。
しかし、実際にはそこまで極端なことを考える必要はありません。
たしかに食品添加物自体はそれを利用することによって人工的な印象を与えるでしょう。
しかし食品添加物には合成したものと天然のものとあります。
また安全性だけでなくその有効性も化学的に評価されたものが市場に出回っているので、過剰に心配為る必要なないと言って良いでしょう。
とはいえ、絶対に安全だということでもありません。
例えば、風邪をひいた時の薬でも、規定量よりも飲み過ぎてしまうと胃が痛くなったり、思わぬ副作用が出てくることもあります。
それと同じで、食品添加物でも適量であればそれほど怖がる必要はありません。
しかし過剰に摂取するのは良くないので、その点には十分気をつけると良いでしょう。