肥満や生活習慣病を予防したい人にお勧めです
和食は主菜や副菜、香の物、汁物などを使った献立が多く、一汁三菜に漬物やご飯などが付いています。
洋食のメニューはバターやサラダ油、肉類を使った高カロリーな献立が多いですが、日本の伝統的な和食は漬物などの発酵食品、野菜を使った副菜、魚中心の良質な油を使用しています。
低カロリーで栄養価が高いので、肥満が気になっている人や、生活習慣病を予防したい人にお勧めです。
秋刀魚やサバ、アジなどの青魚には、人体に欠かせない不飽和脂肪酸のDHAやEPAを含んでいるので、血液サラサラ効果が期待できます。
動脈硬化などの血管の病気を予防したい人は、魚をメインに食べるのがお勧めです。
焼き魚は幅広い年代の人に人気ですが、お刺身は生で食べるので、人体に不足しがちな酵素をしっかりと補えます。
納豆は毎日でも食べたい食品のひとつです
現代はパスタやラーメン、うどんなどの麺類が好きな人が多いですが、小麦粉を使用しているので、胃腸に負担が掛かりやすい傾向があります。
日本の和食は白米や雑穀米、玄米などを主食にしているため、麺類に比べると低カロリーなのが特徴です。
ご飯は太ると感じており、食べるのを控えている人が多いですが、雑穀米や玄米はミネラル成分や食物繊維を多く含んでいるため、栄養価が高いのが特徴です。
玄米はゆっくりとよく噛んで食べるので、食べ過ぎを防げますし、人体に必要なビタミンB群を摂取できます。
ビタミンB群はかっけなどの病気を予防したり、美肌を維持する働きがあるので、肌荒れが気になっている人にお勧めです。
納豆は伝統的な発酵食品のひとつですが、特有の臭いがあるため、好き嫌いが分かれやすい食材のひとつです。
納豆は消化吸収がよく、腸内環境を整える働きあるので、毎日でも食べたい食品です。
現代は臭いを抑えた商品が販売されているので、購入してみると良いでしょう。
味噌汁は食べ過ぎを防ぐ効果があります
和食は味噌や醤油、酒、だし汁などで調理をするため、食材の旨味が感じやすいのが特徴です。
かつおや昆布で取っただしを使用して、煮物や味噌汁を作っている人が多いのではないでしょうか。
味噌汁は野菜やきのこ、豆腐、海藻類などを具材に入れることが多いですが、汁物を食べると満腹感を感じやすいです。
ダイエット中の人は仕事や家事で忙しくても、汁物を作って食べる習慣を付けると良いでしょう。
和食は塩分が多くなりがちだと感じている人が多いですが、減塩タイプの味噌や醤油が販売されているので、調理をする時に使用すると良いでしょう。